Q:社外取締役としての役割は、どのようにお考えでしょうか。

A:社内取締役と違い、独立役員として社内のしがらみや利害関係に縛られることなく、中立の立場で会社経営を見つめることだと考えています。また、コーポレートガバナンスやコンプライアンスが機能しているかチェックし、会社のため、そして株主さまのために貢献することだと思っています。

 

Q:当社の企業風土はどのように感じられましたか。

A:当初は社長のワンマン企業的な経営をされているのではないかとイメージしていました。しかし、実際は理念経営がしっかりと従業員に浸透・共有されており、一人一人が使命感を持って、積極的に考えて行動している、いわゆるチーム型の経営でした。また、従業員の平均年齢もおよそ30歳と若く、会社全体が明るく開放感があり、活気あふれる企業風土だと感じています。

 

Q:当社の企業価値向上のために、どのようなことが必要だとお考えですか。

A:私は、IKKの企業価値の向上のために必要なことは、「お客さまの幸せと感動のために」という経営理念の追及・徹底だと考えています。長期に渡り業績をあげ続けるためには、この経営理念を全従業員がいかに高いモチベーションで持ち続け、次世代へ継承できるかが重要になってくると考えています。そのような人財を確保・育成していくことが、一番大切なことだと考えています。

幹部育成は当然のことだと思いますが、IKKのお客さまのほとんどは若年層です。より多くの「感動」を与えることができるのは、常に新しい感性・感覚を持って対応できる若い現場のスタッフの力だと考えています。

幹部と現場スタッフの育成。この両輪での人財育成こそが、当社の成長が止まることなく飛躍し続けるための源だと考えています。

 

私も就任して日が浅いですが、社長をはじめとした皆さまの活気と熱意、前向きな言動に成長企業のエネルギーを感じております。「お客さまの幸せと感動のために」という経営理念の基、私も社外取締役として、冷静かつ積極的に取締役会に参加し、IKKのさらなる成長のため、そして株主の皆さまをはじめとしたステークホルダーの皆さまのために、常に何が大切かを考えて行動してまいります。

Q:女性取締役として期待されている役割について、どのようにお考えでしょうか。

A:監査役と連携したコーポレートガバナンスの強化や内部統制システムの構築はもちろんですが、一人の女性としての目線を大事にしたいと考えています。結婚式の主役は女性で、IKKにおいては従業員の約7割が女性であることからも、生活者としての感覚や共感が活かせる業界だからです。

 

また、女性取締役だからこそ、結婚・出産に関わらず、働きやすい環境作りに尽力することが重要だと思います。

 

Q:当社の社風や社員の気質などをどのように感じられましたか。

A:

活気のある会社だと聞いてはいましたが、実際に就任してみて働く従業員の笑顔がキラキラしていると強く感じました。

 

また、中小企業診断士として関与している多くの中小企業では良くも悪くも会社=経営者という構図が多いのですが、IKKは社長のけん引力と同時に従業員との一体感が強いとも感じました。例えば、年に2回ある表彰式では表彰者をみんなで喜び、質疑応答では入社1ヶ月の社員が社長に質問できる環境があるなど、風通しが良い社風だと感じています。

 

加えて、IKKは理念とVISIONを大事にしています。私は理念とVISIONはセットだと考えているのですが、社長は10年後も持続的に成長し続けるために行動しており、従業員も理念の元、VISION実現のために日々行動しています。

 

こういった理念とVISIONの浸透と思いの強さが実績を牽引しているのだと感じ、VISIONの通り世界企業を目指せると確信しました。

 

Q:当社の企業価値向上のために、どのようなことが必要だとお考えですか。

A:昨今では人財不足が深刻化していますが、IKKはマイナビ・日経 2020年卒の就職企業人気ランキングにおいて、九州・沖縄エリアで第1位、全国の文系総合でも第35位と非常に多くの人財が集まる魅力を構築しています。先輩となる従業員が活き活きとして、新卒者が自分の将来像と重ねられるのも理由の一つでしょう。

 

数だけでなく、優秀な人財も以前より集まるようになってきており、こうした現状をさらに向上させるために、人員×質の掛け算で生産性を向上させていく事が重要であり、採用と人財育成が大きな柱であると考えています。

Q:最後に、IKKに期待すること、伝えたいことがありましたら教えてください。

A:結婚式というセレモニーは夫婦の関係や親子との関係、仕事や将来といった人生を見つめ直す節目でもあります。

 

IKKには結婚式を通して、お客さまに幸せと感動を提供するとともに、業界のリーディングカンパニーとして世界に挑戦してほしいと思っております。株主総会では、株主の皆さまのIKKに対する大きな愛情と期待を感じました。ステークホルダーの皆さまの期待に応えられるよう、私も持続的な成長と中長期的な企業価値向上への貢献を果たしていければと思います。